こんにちは、のの(@crecommu)です。
今回は著者であるスタジオライティングハイの岸智志様より『文章で生きる夢をマジメに叶えてみよう。』を読ませていただく機会をいただきましたので、レビューをしていきます!
- ライターに興味があるけど、何から始めていけばいいかわからない
- 文章を書くことで食べていけるようになりたい
と考えている方に読んでいただきたい本でした。
私自身、フリーライターとして活動を始めたばかりです。
企画の立て方から取材、文章を書く技術全般にわたって書かれている本書に出会えて、とても勉強になりました。
ここでレビュー記事としてアウトプットすることで、自分の力にするとともにWebライターを目指している人のきっかけになれば幸いです。
目次
『文章で生きる夢をマジメに叶えてみよう。』のレビュー
本書はWebライターとはどういうものなのか、気になる収入面やブロガーとの違いから、企画・取材・執筆・リライト、そしてSNSに関することに渡るまで網羅的に書かれています。
chapter1:Webライターになるには
chapter2:企画を立てて構成しよう
chapter3:取材をしてみよう
chapter4:文章を書く技術
chapter5:読み直しとリライト
chapter6:インターネットとSNS
chapter7:「書く」以外のスキルを磨く
とにかく丁寧で、これからWebライターとして活動をしたいと思っている人にはぴったりの本です!
企画に関する情報が多い!
本書では、企画の種の探し方から、企画書の書き方までとても詳しく書かれています。
実際に「書く前に企画を立てましょう」と言われても、どう行動すれば良いのかわからないという方も多いと思います。(私がそうなので笑)
しかし、本書のように読者の求めるものの掴み方や企画案の例、企画書の項目までもが丁寧に書かれているものがあれば、「なるほど、こうすればいいのか!」と実践に移すまでのハードルも低くなります。
私も企画や構成という段階からしっかり練って書いていきたいところです!
取材後にやるべきことも教えてくれる!
取材についても、取材の目的の決め方から取材の手順、取材中に気をつけることなど、とにかく丁寧に書かれています。
そして、必ず取材後にやるべきこととして「お礼のメールを送る」ということが書かれています。
単純にその日のお礼を伝えるという意味だけではありません。
人と人の関係を続けていくために必要であるというニュアンスで書かれており、著者である岸さんのお人柄を感じられます。
ビジネス自己啓発本なのにも関わらず少しほっこりしてしまいました。笑
文章を書くことは才能ではなく技術!
これ!本当にこれ!
私は中学生の頃から生徒会に所属し、生徒会通信を書いたり、学校の掲示板を毎日書き換えたりしていましたが、そこから技術の鍛錬は始まっていたのだと思っています。
本書では、技術力をどうすれば磨くことができるのか、伝わる文章や文章の流れをどう意識すればいいのかがとても丁寧に書かれています。
また、インタビュー記事の書き方や小ネタ記事を読んでもらうための書き方、情報系の記事を最後まで読んでもらうための書き方等、内容に応じた書き方の説明もされています。
「文章力」を鍛えるための術が本書には満載です。
読み直しとリライトの方法で意識したいことを教えてくれる!
ライティングをお仕事として引き受けると、文字量が足りないや多すぎるということが本当によくあります。
その時にどうすればいいのか、リライトのポイントを教えてくれています。
本書の中で文章が足りない時に文字数を稼ぐのではなく、新しい情報を加えることを「風船ではなく紙風船」と喩えて説明されているのですが、それがなんとも分かりやすいです。
目から鱗という情報ではなかったのですが、とても腑に落ちてスッキリと納得した気分になりました。
実際の声であるコラムが有益!
本書の中で、4名の体験談がコラムとして掲載されています。
これがとてもリアルで、ライターとしてお仕事がなかった時代から実際にお仕事をいただくようになった経緯までお話しされている方もいらっしゃって、とても勉強になるんです。
実は私がもう一度、ブログを頑張ってみようと思えたのもこのコラムがあったからです。
私は、本書の中で、中休みのような立ち位置でコラムが配置されているのもポイントだと思っています。
コラムが読みたい、このコラムをより深く理解するために内容を読み続ける…そんな読み方ができる本ではないかな、と思っています。
Webライターのはじめ方を模索している方におすすめ!
いかがでしたでしょうか?
本書の表紙に『Webライター実践入門 Webライターのはじめ方、教えます。』と書いてある通り、ライターをはじめるときの「どうしたらいいんだろう?」に丁寧に答えてくれている本です。
Webライターを目指している、あなたも是非この本を手に取ってみてくださいね!
コメントを残す