こんにちは、のの(@nonotki)です。
今回は、世間から見ると少し変わっている私たち夫婦のことを記事にします。
一時期流行ったものの言葉をお借りすると「ツレもうつになりまして」というところでしょうか…。笑
という疑問をお持ちの方に是非読んでいただきたいです♡
目次
私たち夫婦のプロフィール
わたしが双極性障害であることは何度かこのブログでも紹介しておりますが、実は夫もうつ病を患っています。
そこでまずは私たち夫婦のプロフィールをご紹介します。
妻のプロフィール
2010年(19歳の時)に発症し、翌年不安障害と診断されました。
その後、病名はうつ病から双極性障害へ変わり、現在闘病から8年です。
2015年(24歳の時)に発症前から付き合っていた人と結婚します。
その後、2016年12月に障害者雇用枠で就職するも現在2回目の休職中です。
夫のプロフィール
プログラマーとして新卒就職し、同職種での転職を経験しています。
その後、双極性障害と診断されているわたしと結婚し、わたし(妻)の面倒を見ながら仕事も家のこともやってくれていました。
そんな中、仕事上の人間関係や仕事内容のことで悩み、2016年(28歳の時)にうつ病を発症します。
先輩や上司にうつ病を発症したことを伝えますが、休職はせずに仕事量の調整でなんとか仕事を続けます。
現在、通院と投薬治療を継続していますが、寛解に向かって徐々に薬の量は減ってきている状態です。
夫がわたしと結婚してくれた理由
少し前にも聞いたことがあるのですが、改めて聞いてみると理由は1つのようでした。笑
わたしと結婚して後悔しても良いと思えた
この言葉を言った直後に「後悔してるわー」と言われてしまいました。笑
この内容を掘り下げようとしても「気の迷いや」と誤魔化されてしまいましたが、病気であるかそうでないかはあまり問題ではなかったようです。
もちろん病気でないことに越したことはないのですが、それでも「わたし」という存在そのものを認めてくれたように思います。
病気になっても「わたし」のことを好きでいてくれ、一緒にいることを選んでくれた夫には感謝しかありませんね!
わたしが夫と結婚できた理由
おこがましいとは思うのですが、結婚して3年が経ち冷静に過去のことを振り返ることができる気もしたので書いてみることにしました。
と言ってもわたしの理由も大きくはひとつなのですが…笑
良い時も悪い時も知ってくれているこの人じゃないとダメと思えた
わたしが希死念慮に襲われ、何回も危ない行動に出ようとした時に必死で止めてくれたのは今の夫でした。
そもそも初めての精神科も夫に連れられて行きましたし、命の恩人ですね。
また、発症する前のわたしも発症後のわたしも知ってくれているので、わたしの軽躁状態にも気づける唯一の人でもあります。
良いときでも悪いときでもわたしのことを「わたし」として扱ってくれるこの人と一緒になりたいと思ったのが最大の理由です。
夫がうつ病を発症した時のこと
わたしが障害者雇用枠で働き始めた頃に夫がうつ病を発症しました。
自分自身の経験もあるので、早めに心療内科への受診を勧められたので良かったのですが、夫がうつ病と診断されたとき、わたしもあの時の夫みたいに頼りになる存在でいようとしました。
躁とうつの波もうまくコントロールができない状態で背伸びをしようとしたのです。
結果はご想像の通り、わたしも潰れかけてしまいました。
ただそんな辛い状況の夫が、「お前はお前の生活を送ってくれればいい」とわたしに言ってくれたのです。
「支えてあげれなくてごめんね」という気持ちと「ありがとう」の気持ちで今思い出すだけでも泣けてきます…。笑
夫はわたしが無理に背伸びして、家のことも仕事も夫の支えとしても頑張ろうと意気込んでしまったのを見かねて言ってくれたんだな、と思います。
私たちが楽しく生活できている理由
共通項のない2人が見つけた「アクアリウム」という趣味
そんな私たちですが、共通の趣味がひとつもありませんでした。
びっくりするほど共通項がなく、唯一の共通項は大学が一緒ということだけでした。笑
私たちが出会ったのは大学の自治会なのですが、私は生徒会一筋で自治会に進んで入り、夫はジャンケンで負けて自治会に入ったという、全く共通項のない2人です。
私たちは結婚前から2人で楽しめることがないか、常に考えていました。
結婚後、わたしは動物が大好きで、ペットを飼いたいと思っていたところ、主人が水草にはまりだしました。
(なぜ水草にはまりだしたのかは覚えていないようです。笑)
そうして見つけたのがアクアリウムという趣味です。
アクアリウムを通して、私たちの交友関係は広がり、夫婦の時間でも水草や熱帯魚の話をすることが増えました。
共通項がなくてもお互いに精神疾患をもっていても2人で楽しめることがあるというのは素敵なことだな、とつくづく思います。
親しき中にも「思いやり」あり
8年以上一緒にいる仲になっている私たちですが、お互いを好きという気持ちを表現することや「ありがとう」「ごめんね」という気持ちを素直に伝えることは忘れないようにしています。
どんな夫婦やカップルにおいても重要なことだとは思うのですが、感情を言葉にして伝えることは大事だと思います。
これからも「好き」「ありがとう」「ごめんね」の言葉は大事にしていきたいですね。
おわりに:病気だからと恋愛・結婚を諦めないでほしい
いかがでしたでしょうか?
私たち夫婦のケースをご紹介しましたが、最初の「精神疾患をもっていても恋愛や結婚できるの?」という疑問について、わたし自身の答えをお示しします。
わたしは「精神疾患を持っていたら恋愛や結婚はできない」という考えを持っていません。
病気だから…という思いで消極的にならないで欲しいと切に思っています。
うつや躁うつで「自分なんか…」と卑下に思うこともあると思いますが、あなた自身の考えやあなた自身の魅力を病気で掻き消してしまわないでください。
きっと「あなた」そのものを好きになってくれる人は存在します。
わたしは夫に出会えてよかったと心の底から思っています。
皆さんにも「この人に出会えてよかった」と思える人が現れますように、願っております。
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